本学会の働きかけがきっかけとなり、2017年に文部科学省から提示された「看護学教育モデルコアカリキュラム」の中に「放射線」の科目が設定されました。「放射線」教育を進めるにあたっては、存在を、直接、観察することができない「放射線」を、可視化し数値化することが、学生たちの「放射線」に対する関心を高める第一歩です。放射線は計測器を使って「測定」できることが大きな特徴です。しかし、放射線の計測機器は、高価でしかも精度管理が難しく、各教育施設で備えることが難しいのが現状です。そこで、公益社団法人日本アイソトープ協会は、「放射線教育用実験セット」の無料貸出制度を実施しております(配送費のみ自費)。教育研究施設において「放射線教育用実験セット」を活用して効率的な「放射線」教育の推進を図っていただければと思います。詳細に関しましては、チラシまたはこちらをご参照ください。