オンラインジャーナル
- Vol.12 No.1
(2024) - Vol.11 No.2
(2023) - Vol.11 No.1
(2023) - Vol.10 No.2
(2022) - Vol.10 No.1
(2022) - Vol.9 No.2
(2021) - Vol.9 No.1
(2021) - Vol.8 No.2
(2020) - Vol.8 No.1
(2020) - Vol.7 No.1
(2019) - Vol.6 No.1
(2018) - Vol.5 No.1
(2017) - Vol.4 No.1
(2016) - Vol.3 No.1
(2015) - Vol.2 No.1
(2014) - Vol.1 No.1
(2013)
Vol.3 No.1
原著論文
RJ-03003: Vol.3 No.1 p.20-28
CT検査を受ける患者の思い
1 青森中央学院大学看護学部
2 弘前大学大学院保健学研究科
2 弘前大学大学院保健学研究科
キーワード:CT検査、患者、医療被ばく
日本が世界で保有台数の1位のコンピュータ断層撮影装置(CT)に焦点を当て、CT検査を受ける患者が持つ放射線という言葉や検査による被ばくへの思いを明らかにすることを目的に、CT検査を受ける患者19名に半構成的面接調査を行った。
その結果、患者の思いとして《人体影響のリスク認知》《心的価値付け》《放射線の性質》の3つからなる【放射線に対する意識】、《検査の有用性》《検査のリスク認知》《検査に対する情緒的反応》の3つからなる【検査の捉え方】、《医療行為は無害であるという確信》《権威ある人からの保障》の2つからなる【医療への信頼】が抽出された。
医療従事者は患者が必要としている情報を提供し疑問に対応する必要がある。そのことによって患者の被ばくへの不安や検査に対する抵抗感の軽減が図られる。一方で、多くの知識を持つことで不安が増している患者がいる可能性を心に留め、個別性にあった看護介入が必要であることが示唆された。
その結果、患者の思いとして《人体影響のリスク認知》《心的価値付け》《放射線の性質》の3つからなる【放射線に対する意識】、《検査の有用性》《検査のリスク認知》《検査に対する情緒的反応》の3つからなる【検査の捉え方】、《医療行為は無害であるという確信》《権威ある人からの保障》の2つからなる【医療への信頼】が抽出された。
医療従事者は患者が必要としている情報を提供し疑問に対応する必要がある。そのことによって患者の被ばくへの不安や検査に対する抵抗感の軽減が図られる。一方で、多くの知識を持つことで不安が増している患者がいる可能性を心に留め、個別性にあった看護介入が必要であることが示唆された。