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Vol.8 No.2
レター
Vol.8 No.2 pp.122-127
チェルノブイリ原子力発電所事故から30年以上が経過したベラルーシ共和国における医療系学生への放射線教育
―国立ゴメリ看護学校、国立ゴメリ医科大学および国立ベラルーシ医科大学―
―国立ゴメリ看護学校、国立ゴメリ医科大学および国立ベラルーシ医科大学―
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻
キーワード:放射線教育、看護教育、ベラルーシ共和国、原子力災害
医療や産業分野における放射線・放射性物質の需要が拡大する一方で、それらからの被ばくのリスクは益々増大する。看護職は医療や地域において、放射線被ばくを受けた患者や住民のケアを行うが、放射線教育が充実していないため、必ずしも放射線の知識を有しているわけではない。本稿では、過去に大規模な原子力災害を経験したベラルーシ共和国の医療系大学を訪問し、放射線教育構築に向けた示唆を得たので報告する。